
Divalux Resort|空港近く1泊約4千円の本音
目次
14件
宿泊先の概要 · At a Glance
宿泊先名
Divalux Resort
ロケーション
スワンナプーム国際空港(Suvarnabhumi Airport)近郊
1泊料金
約1,000バーツ(約4,000円)
空港シャトル
無料 · 2時間おきに運行
朝食
込み(ビュッフェ)
プール
あり(屋外)
予約
Agoda
おすすめ対象
乗り継ぎ・トランジット旅行者
Agodaで見つけた1,000バーツの空港リゾート
バンコク(Bangkok)市内に寄るつもりは最初からありませんでした。乗り継ぎ便の前に一晩だけ眠れればいいスケジュールだったので、スワンナプーム国際空港(Suvarnabhumi Airport)の近くで清潔に泊まれる場所だけ探していたんです。Agodaで「Suvarnabhumi」と検索して料金順に並べ替えていたら、1泊1,000バーツ前後(約4,000円)の宿がやたらと目に留まりました。Divalux Resort。
名前からして大げさじゃないかと思ったんですが、写真を見るとプールもあるし無料の空港シャトルもあるとのこと。とりあえず予約してみました。どうせ寝るだけだし、期待もほとんどなかったんですよね。でも結論から言うと、その「期待していなかった」ことが逆にこの宿を印象深くしてくれました。もちろん残念な点もあったので――全部正直に書いていきます。

ロビー ―― 約4,000円で泊まってるんだよね?

ロビーに足を踏み入れた瞬間、思わず立ち止まりました。天井の装飾がなかなか凝っていて、空間も広々、照明の雰囲気もさりげなく落ち着いていたんです。え、自分は約4,000円しか払ってないよね? 本当にレシートを二度見しました。5つ星とまで言ったら言いすぎですが、少なくともこの価格帯で出会うようなロビーではなかったです。

ロビーが広いというのは見た目だけの話じゃありません。レセプションと待合スペースの間隔がゆったりしているので、夜遅くにスーツケースを引きずって入っても窮屈さを感じなかったんです。フライト後の疲れた状態だと、こういうゆとりが想像以上に体感に効いてきます。


建物に入る前からして何かが違いました。雨が降っていたんですが、正面の照明が濡れた地面に映り込んでなかなか絵になっていたんですよね。普通この価格帯の宿は、玄関の時点で「まあ、こんなものか」となるのに、ここは車を降りた瞬間から別格の雰囲気を感じました。

ロビーの一角には待合用のソファスペースもありました。チェックインの待ち時間や空港シャトル待ちに使える造りなんですが、空港近くのコスパ重視の宿だとこういう部分が雑に処理されがちなんですよね。荷物を下ろしてちょっと座っていたら、空港での緊張がふっとほぐれる感覚がありました。
ゴルフカートで客室まで移動

チェックインが終わって部屋へ向かおうとしたところで、ここが「ホテル」ではなく「リゾート」なんだと実感しました。ロビーから客室棟までそれなりに距離があるんです。エレベーターで上がる構造ではなく、いったん外に出て移動する必要があります。最初は「荷物を持って歩くのか…」と少し心配しましたが、スタッフの方がゴルフカートで部屋の目の前まで送ってくれました。
日本でゴルフカートで客室まで案内してくれるリゾートとなると、もっとずっと高い価格帯ですよね。約4,000円でゴルフカートに乗って移動するのは、正直ちょっと不思議な体験でした。しかも雨の夜だったので、このサービスがなかったらかなり面倒だったと思います。
夜のDivalux Resort


客室棟のほうへ入っていくと、夜景がきれいでした。雨の夜で地面が濡れていたんですが、建物と庭園のライトアップが重なり合って、空港の近くにいることを一瞬忘れさせてくれたんです。棟同士の間隔もゆったりしていて、造園にもちゃんと手が入っているのが見てとれました。「部屋があるだけの宿」とは明らかに一線を画していましたね。
奥のほうの遊歩道を少し歩いてみたんですが、木々の合間に照明が広がって、夜に見るとエキゾチックな雰囲気がありました。チェックインしてすぐ部屋に直行するのはもったいないくらい。トランジット宿で散歩したくなるとは、本当に思ってもみませんでした。
客室7309号 ―― トランジット宿にしては

泊まった部屋は7309号室。客室入口のサインもきちんとしていました。些細な部分ですが、こういうディテールが積み重なると宿全体の印象が変わってくるんですよね。

ドアを開けて中に入ったとき――清潔でした。これが真っ先に浮かんだ感想です。空港近くのコスパ宿だと、部屋がやや古びていたり、匂いがしたり、第一印象で「うーん…」となった経験が何度もあるんですが、ここはそういうことが一切なく、整然とした印象が先に来ました。照明もきつくないので、深夜に着いてもすぐ横になりたくなる雰囲気でした。
バスルームとアメニティ

バスルームは意外とちゃんとしていました。シャワースペースがガラスのブースで仕切られていて水が外に飛ばないし、全体的に明るく清潔な印象。安い宿ほどバスルームでグレードがガクッと下がることがありますが、ここは部屋の雰囲気を損なっていませんでした。

洗面台の天板の仕上げも悪くなく、タオルや基本アメニティもきちんと並べられていました。特別なものはないけれど不便もない――一泊のトランジット宿としてはこれで十分です。
テレビと客室ディテール

ベッドに寝転がって見渡すと、部屋の造り自体は無難です。デスクもあるし荷物を置くスペースもある。ただ、テレビは正直ちょっと小さいです。部屋全体の雰囲気に対して画面サイズが物足りない感じ。とはいえ寝に来ただけなのでそこまで気にはなりませんでしたが、部屋で長く過ごす方だと気になるかもしれません。

テレビをつけると通常の放送ではなく、リゾート専用のウェルカム画面がまず表示されました。ゲストサービスやダイニングメニューがすぐ確認できるようになっていて、こういう基本的なセッティングひとつが「ちゃんと管理されている宿」という印象を与えてくれます。些細なことですが、ない宿のほうが多いですからね。
空港へのアクセス ―― 知っておくべき距離感
ここで正直にお伝えしたいことがあります。Divalux Resortはスワンナプーム国際空港(Suvarnabhumi Airport)の近くではあるんですが、「空港のすぐ隣」というわけではありません。地図では近く見えますが、実際には道路状況次第で車で20〜25分はかかります。バンコク周辺は交通渋滞が変数になるので、早朝便の場合は時間に余裕を持って計算するのが正解です。

🚌 無料空港シャトル時刻表(訪問時点)
ホテル → 空港
06:00 · 08:00 · 10:00 · 12:00 · 14:00 · 16:00 · 18:00 · 20:00
空港 → ホテル
06:45 · 08:45 · 10:45 · 12:45 · 14:45 · 16:45 · 18:45 · 20:45
※ 時期によって変更される場合があります。チェックイン時にフロントで必ず再確認してください。
このシャトルがあるおかげで移動自体は困りませんでした。ただ「歩いて空港に行ける」宿ではないという点は、事前に知っておいたほうがいいです。
周辺環境 ―― コンビニは先に寄っておきましょう

もうひとつ知っておくと便利なのが、宿の外に出てもこれといって行く場所がないということ。リゾート内にはレストランや施設がありますが、門の外にはコンビニすら近くにありません。夜中にお腹が減ると選択肢がかなり限られます。
💡 ヒント:出費を抑えたいなら、チェックイン前にセブンイレブン(7-Eleven)でお菓子や飲み物を買い込んでおくのがおすすめです。ルームサービスの体感3分の1くらいの出費で済みますよ。
ルームサービス ―― 便利だけど宿泊費に匹敵する値段
実は自分もその夜、お腹が減ってしまい結局ルームサービスを頼みました。外に出て彷徨うより部屋で済ませるほうが、この宿の正しい使い方だと思ったんですよね。

チャーハン、バーガー、フライドポテト、クロワッサン、ドリンクまでまとめて届きました。お腹が空いた夜に部屋ですぐ受け取れるのは、確かにラクでした。

ただし、値段は甘くないです。税金とサービスチャージを加えて合計772.66バーツ(約3,100円)。宿泊費が約4,000円だと考えると、食事代がほぼ部屋代に匹敵します。便利さは間違いないですが、気軽に頼めるレベルではなかったですね。
パッカパオ・ムーサップ ―― タイに行くたびに頼む定番


これは自分がタイに行くたびにほぼ習慣のように頼むパッカパオ・ムーサップ(Pad Krapao Moo Sap)です。豚ひき肉をバジル、唐辛子、ニンニクと一緒に強火で炒めてご飯の上にのせたタイ式丼もので、目玉焼きをトッピングして混ぜながら食べると、塩気の効いた味わいにバジルの香りが立ち上ってきて、ご飯があっという間に消えます。華やかな料理ではないけれど、つい何度も頼んでしまう――そういうメニューです。


タイ料理が口に合わない方もいますよね。そういう場合に備えて、ルームサービスにはハンバーガーやクロワッサンなどなじみのあるメニューも揃っています。深夜に到着して冒険したくない気分のとき、慣れた味で一食済ませられるのは、こういう宿では地味に大事なポイントです。
朝に出会ったプールの景色

朝起きて窓の外を見たら、昨夜とはまるで別の宿のようでした。プールと庭園が一望できるビューで、雨上がりの朝だったこともあり静かで落ち着いた空気が漂っていました。夜は「空港近くのトランジット宿」だったのに、朝になったらすっかりリゾートに来ている気分に変わっていたんです。

レストラン側もきれいに管理されていました。雨のせいで屋外席は使えませんでしたが、屋内は落ち着いた雰囲気で朝食を取るのに悪くない空間でした。

このプールビューは期待していなかった部分です。客室棟の間に広がるプールの中央にオブジェまであって、付帯施設というよりリゾートの顔という印象でした。雨の日で水面が静かに見えていたぶん、かえって趣がありましたね。スワンナプーム空港近くの宿でこんなビューに出会えるとは思いませんでした。

近くで見ると、サンベッドやパラソル、造園の配置にけっこう手が入っているのが分かります。天気が良ければ泳いだと思うんですが、今回は雨で眺めるだけで終わりました。次は天気を狙って来たいと思ったくらいです。
朝食ビュッフェ

朝食を食べに下りてまた驚きました。天井が高くてシャンデリアが長く連なっていて、朝の光が差し込むと夜に見た重厚な雰囲気とはまるで違っていたんです。ただご飯を食べる場所というよりラウンジにいるような感覚。このリゾートが最初から最後まで雰囲気づくりを徹底しているのが、こういうところに表れていますね。

ビュッフェの規模がすごく大きいというよりは、必要なものが一通りきちんと揃っている印象でした。料理の配置がすっきりしていて動線も便利なので、何を食べるか選びやすかったです。

フルーツコーナーは見栄え良く並んでいました。スイカ、ドラゴンフルーツ、黄色いフルーツまで色味が鮮やかで、朝に通りかかるとつい手が伸びます。タイの朝食でフルーツは、満足度を地味に底上げしてくれる存在なんですよね。


サラダ、ヨーグルト、ワッフルも用意されていて、現地料理に抵抗がある方でも馴染みのある組み合わせで気軽に食べられました。ワッフルはお腹を満たすというよりフルーツと合わせて一口楽しむ程度ですが、こういうメニューがあるかないかで朝食の雰囲気って変わるんですよね。

パンも何種類かありました。食パンだけポツンと置いてあるのではなくトースターまであって好みに合わせて食べられるし、朝からタイ料理は気が進まないという日にはこちらが一番無難な選択肢です。


オリーブ、ケッパー、ピクルスといった洋風のサイドメニューが別途用意されていたのはちょっと意外でした。基本ビュッフェを並べただけでなく、味の好みの幅に配慮しているんですよね。すごく重要なメニューではないんですが、こういうのがあると朝食全体がもう少し丁寧に感じられます。

自分は前夜にルームサービスをしっかり食べていたので、朝は軽めにしました。パンとサラダ、フルーツ中心で。朝食が豪華で記憶に残るというよりは、トランジット宿の朝食としては不満のない水準でしたね。
Divalux Resort 総評 ―― トランジット宿、それ以上

チェックアウト後、シャトルを待っている間にスパ棟が別にあるのを見つけました。今回は時間がなくて行けませんでしたが、外観だけでもしっかりした施設が整っている感じで惜しかったです。一晩だけ急いで泊まると客室と朝食くらいで終わりがちですが、次回はフライトスケジュールにもう少し余裕を持たせて、スパまで体験してみたいですね。
長所・短所まとめ · Pros & Cons
👍 良かった点
約4,000円でリゾート級の施設 · 無料空港シャトル · 朝食込み · プールと造園のクオリティ · ゴルフカートでの客室移動 · ロビーからレストランまで一貫した雰囲気づくり
👎 残念だった点
空港から車で20〜25分(すぐ隣ではない) · 周辺に商業施設なし · ルームサービスが高い · テレビが小さい
まとめると、Divalux Resortはスワンナプーム国際空港(Suvarnabhumi Airport)近くでコスパの良いトランジット宿を探している方にとって、かなり有力な候補です。約4,000円でこのレベルのロビー、プールビュー、朝食込み、無料シャトルまで揃う場所は、正直そうそうありません。
一方で空港のすぐ隣ではないし、周辺にコンビニや商業施設がなく、ルームサービスは割高。でもそうした残念な点を全部差し引いても、「ただ寝るだけ」のつもりで行ったのにチェックアウト時には「次もまた来たい」に変わっていたんですよね。トランジット宿でこういう気持ちになるのは、なかなかないことです。
バンコク(Bangkok)乗り継ぎで宿泊費は抑えたいけれど雰囲気まで妥協したくない方は、Divalux Resortを候補に入れてみてください。Agodaで「Divalux Resort Bangkok」と検索すればすぐ見つかりますよ。